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2007年07月25日

読感:『超・格差社会アメリカの真実』★★★★

久々の更新です。ゴメンなさい。何気に図書館で『超・格差社会アメリカの真実』という本を手に取ったのですが面白かったです。

著者は、アメリカ在住26年の経営コンサルタントの女性。
この本では、アメリカの階層社会の現実とその歴史と経済構造から説明しています。

私は、社会学と歴史が好きなので、ずっぽしハマリました。
歴史と言っても、アメリカの歴史は短いのですが。。

著者は、現在のアメリカを「特権階級」「プロフェッショナル階級」「貧困層」「落ちこぼれ」という4つの階層に分けて説明しています。

特権階級は、純資産120億円以上の特権的富裕層のことです。

その下に位置するのが、純資産12億円以上の富裕層と純資産2億4千万円以上かつ年間所得2400万円以上のアッパーミドル層を合せたプロフェッショナル階級です。

彼らは、高級を稼ぎ出すための、高度な専門的スキルやノウハウ、メンタリティを持っています。
特権階級とプロフェッショナル階級を合せた上位5%未満の層に、全米の富の60%が集中しているそうです。


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2007年05月11日

偉大な企業の作り方とは?~書評:『ビジョナリーカンパニー2』★(スター)レス~

前回、『ビジョナリーカンパニー1』の書評を書きましたが、今回は『ビジョナリカンパニー2 飛躍の法則』(ジェームズ・C・コリンズ著,2001)の方。

作者は前回の本を出した後、ある会議で「あの本は素晴らしいが役には立たない。なぜなら、あの本に書かれている企業ははじめから偉大だった」という意見をもらいました。

そして、「良い企業は偉大な企業になれるのか。そして、どうすれば偉大な企業になれるのか」という疑問に5年間取り組んだそうです。

ここで良いから偉大に飛躍した企業を見つける条件は以下のようなものです。
「株式運用成績が15年にわたって市場並み以下の状態が続き、転換点の後は一変して、15年にわたって市場平均の3倍以上になった」

前作はCEOへのアンケートだったのですが、今回は株式運用成績を基に企業を選んでいます。確かに客観的ですものね~
1965~1995年までのフォーチューン誌のアメリカ大企業500社で、この条件に合ったのはたったの11社でした。

この11社と比較対象企業を比べて転換点に何があったかを入念に調べ、7つのポイント(文末参照)にまとめたのがこの本です。
いやあ、よくやるね~


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2007年04月27日

企業づくりは国づくり!~書評:『ビジョナリーカンパニー』★(スター)レス~

ビジョナリーカンパニー~時代を超える生存の法則』(ジェームズ・C・コリンズ/ジェリー・I・ポラス,1995)を読みました。
著者は、経営学者で企業理念についての本です。

1と2があり続けて読んだのですが、今回は1について。
今は春なので書店には新入社員向けにたくさん並べてありました~

いや、この本はスゴイ!人生のベスト3冊に入ると思います。
最近、書評に★をつけているのですが、これは★(スター)レスです。常識がぶっ飛びました!
この本を読むとビジョナリーカンパニーを作ってみたいと思うはず!

辞典によると、ビジョナリーカンパニーとは、「理念を掲げて変化に挑み、50年以上優良であり続ける企業」とのこと。
現役CEOへのアンケートを元にビジュナリーカンパニーとその比較企業を各18社挙げています。

そのリストには、ウォルト・ディズニーやIBM、GEなどが名を連ねています。その中で唯一の外国企業として、ソニーが挙がっていました。
ソニーの比較企業はケンウッド。日本ではソニーと松下がよく比較されるので、ちょっとビックリしました。確かに、ソニーの原点はオーディオメーカーで、松下は家電メーカーですものね~


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2007年04月05日

マクドナルド成功の秘密とは?~『成功はゴミ箱の中に』★★★★★~

友人から勧められて『成功はゴミ箱の中に~レイ・クロック自伝~』(レイ・クロック著)を読みました。
面白かったです。★5つ!(^_^y

レイ・クロックはマクドナルドの創業者。
彼は業務用ミキサーの営業マンをしていた52歳(!)のとき、マクドナルド兄弟のハンバーガーショップと出会います。

そこでオペレーションに感動し、このハンバーガーショップを全米に展開するビジョンを持ちました。

舞台は1960年代のアメリカ。日本で言えば1980年代かな。
レイ・クロックはフランチャイズシステムを使ってマクドナルドを発展させていきます。
外食やフランチャイズシステムが当時の最先端だったのでしょうね。

いつの時代も起業家というのは強烈なものです。(^^;)
レイのマクドナルドへの情熱はただごとではありません。この情熱が成功の秘密なのでしょう!

この本は、ユニクロの柳井正さんが若き日に読んで感銘を受け、再出版に尽力したそうです。
巻末には、柳井さんの解説が載っています~



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2007年03月29日

グローバリゼーション3.0とは?~『フラット化する世界上・下』★★★★~

昨年の話題作、『フラット化する世界上・下』(トーマス・フリードマン著)を読みました。
著者のフリードマンは、3度もピュリッツアー賞を受賞しているアメリカのジャーナリスト。

豊富な事例とインタビューをもとに、テクノロジーの進歩によっていかに世界がフラット化したかを面白く述べています。
著者は、以下のように時代を区分しました。

グローバリゼーション1.0 :1492年(アメリカ発見)-1800年(産業革命)
グローバリゼーション2.0 :1800年-2000年(IT革命)
グローバリゼーション3.0 :2000年-

そして、グローバリゼーションの対象は1.0では国家、2.0では企業、3.0では個人であると論じています。


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2007年03月03日

チームと組織の違いとは?~書評11-2:『金持ち父さんの起業する前に読む本』~

前回の書評11:『金持ち父さんの起業する前に読む本』の続き。

この本で一番、感心したのは「B-Iトライアングル」という図です。
今回は、その中の「使命/チーム/リーダーシップ」について考えます。

ビジネス全体を1人でこなすことは大変であり効率も悪いのでチームを組むことになります。

また、どんな新規ビジネスもそうですが、立ち上げの時期には利益は発生しません。お金は出て行くだけなので、チームの参加者は無給で働くことになります。

つまり、お金ではなく共通の使命のために働くこということです。使命では大げさな場合は、目的と言ってもいいでしょう。

そして、チームを運営していくにはリーダーシップが必要です。リーダーの魅力もリーダーシップの1つでしょうね。
チームは自主性で成り立っているので、会社のように命令や指示は機能しません。イヤならチームを去っていくだけです。

前に、映画撮影の話を聞いたことがあるのですが、映画撮影は大変な作業です。過酷な撮影環境の中で個性的なメンバーをまとめなくてはいけません。
そこでは、言い争いや取り組み合いは日常茶飯事だそうです~。そりゃ、そうだ。。
でも、「良い映画を作りたい」という共通の使命(目的)があるためチームが空中分解することはありません。

私は友人と2人でトレードシステムの構築を行っているのですが、2人というチームの最小単位において「使命/チーム/リーダーシップ」の大切さを学びました。
この年でこんな基礎的なことを学んで恥ずかしいのですが、この学びに対して静かに感動しています。


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2007年02月28日

新規ビジネスの99%が失敗する原因とは? ~書評11:『金持ち父さんの起業する前に読む本』~

この本は『金持ち父さん』シリーズの新刊(2006年11月)です。
このシリーズは数冊しか読んだことがないので正確なことは言えないのですが、これまでの投資の本とは違い起業に関する本です。

統計的に新規ビジネスは10年以内に99%失敗するものですが、その原因と対策を「B-Iトライアングル」をもとに説明しています。

B-Iトライアングルというのは、「キャッシュフロー/コミュニケーション(セールス・マーケティング)/システム/法律/製品」の5つを「使命/チーム/リーダーシップ」の3辺で支えているものです。

99%が失敗する主な原因として、学校教育は従業員を養成する教育であることと、従業員のスキルと起業家のスキルが異なることが挙げられています。

つまり、従業員はB-Iトライアングルの1つに精通していればいいのですが、起業家には全ての分野での訓練が必要だということです。

また、現在の学校システムは「ばか」だと思われることを恐れるように教える傾向があります。

そのため、専門職についている学校教育の優等生ほど「正しくありたい症候群」にかかっていて、自分の専門分野以外の知識を人に聞いて学べなくなっているそうです。


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2007年02月09日

これで私も楽観主義者!?書評10:『オプティミストはなぜ成功するか』(マーティン・セリグマン著)

こんにちは、感動男です。
私は、元プロ野球選手の新庄剛さんと同い年なのですが、あの楽観主義を身につけたいと思いこの本を読みました。(^^;)

しかし、読んでみるとこの本はうつ病悲観主義についての本ででした。
ここでのうつ病は医学的な意味だけではなく、誰もが感じる「意気消沈した状態」も含みます。

ちょっとビックリ。しかし、読み進むうちに大きな共感を得ました。
おススメですの★★★★です。

著者のマーティン・セリグマンさんは、米国ペンシルベニア大学の心理学の教授。長年、悲観主義を生み出す「無力の習得理論」について研究してきました。

博士の研究によると、悲観主義と楽観主義は自身の説明スタイルによって決まるそうです。
そして、オプティミスト(楽観主義者)は、ペシミスト(悲観主義者)より能力以下の成績しかあげられず、健康状態も悪いことが多いそう。

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2007年01月18日

書評9:『アフェリエイトで月100万円確実に稼ぐ方法』 (伊藤哲哉著)

最近、本屋でこの本を見付けました。

『アフェリエイトで月100万円確実に稼ぐ方法』 (伊藤哲哉著/2006)

多くの本がある中でこのタイトルは目に付くのですが、いかにもなネームミング。最初はマンガが書いてあるし、立ち読みで十分かと思ったのですが・・・

さにあらず、この本は凄いです!


まず、とても見やすい構成になっています。絵や図や例も多いです。中身もアフェリエイトの現実からSEO対策までまとまっています。

例えば、商品レビュー記事の書き方を10段階に分け、それぞれに説明と例が載っています。また、章毎に「しびれるアフィリエイトの極意」として振り返りをしてあります。

つまり、この本は、タイトルや冒頭のマンガを含めて多くのお約束を実行しているのです。参りました。。

隅々まで気が配られていて、まさに初心者向けの書き方の手本。作者は頭がいいわ~

また、ブログやHPの作り方にも応用できることが沢山書いてありました。

結局、作者いわくアフィリエイトの極意は、努力であり、とにかく実行することだそうです。

作者の伊藤さんはマスターズ・アフェリエイトスクールという通信講座も開いているそうです。

僕も資料請求してみようっと~↓


2007年01月07日

書評8:『不動産投資で資産倍々!会社バイバイ♪』 (吉川英一著)

富山市在住の個人投資家・吉川英一さんの新刊を読みました。
吉川さんには、不動産投資セミナーでご一緒した際に知人になってもらいました~
吉川英一さんのブログ http://www.financialacademy.jp/blog/1088/

この本では、不動産投資の融資について具体的に書いてありとても参考になります。不動産投資に興味がある方にはオススメです。

吉川さんはこの本が4冊目になるのですが、私が一番印象に残ったのは1冊目の出版の際のエピソード。

『金持ち父さん貧乏父さん』に触発され日本の不動産事情に基づいた投資本を出したいと思ったそうです。
そこで、会社員をしながら1年をかけて原稿を書いたそう。

それを出版社大手7社に郵送したのですが、もちろん断られます。そこで、共同出版というシステムで本を出すことに。

共同出版では出版費用(120万円)は著者負担ですが、売り上げに応じて7~10%の印税が入るそうです。

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2007年01月06日

書評7:実践億万長者入門 (ロバート・アレン著)

この本はアメリカの有名なマネー本なのですが、邦題が露骨なのでこれまで読むのをためらっていました。だって、知性を疑われそうなんだもん。。
名言40で登場したこともあって挑戦することに。

この本は今年読んだ本の第1号になります。年間目標は50冊なのですが、多分ベスト3に入ると思います。
日本では2002年出版なのですが、もっと早く読んでおくべきだった。

初めに経済的自由を生み出す山脈として、3つのマネー・マウンテンが紹介されています。
マネー・マウンテン・・・。驚きました!だってこんな表現は見たことがないからです。
山は偉大さと挑戦すべき物の象徴。こう書かれると登ってみたくなるのが人情です。

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2006年12月26日

書評6:『夢に日付けを!~夢実現の手帳術~』(渡邉美樹著)

年の瀬ということで、皆さんも来年の新しい手帳を買われたのではないでしょうか。
私は、渡邉美樹氏(ワタミ株式会社・社長)がプロデュースした手帳を買いました。

渡邉氏は熱血実業家としてテレビなどに出演されているので、ご存知の方も多いと思います。
最近は、安倍首相直属の教育再生会議の委員も務めています。

私もテレビの討論番組で見て興味を持ったので、著書の『夢に日付けを!』を読みました。
この本は単なる手帳術ではなく、手帳を手段として夢を実現させるをいう主旨で書かれています。
自己啓発本としても読みやすくできています。

その主旨に賛同したので、そのプロデュースした手帳を使ってみることにしました。
この手帳は、5ヵ年計画・単年計画・月計画・週計画・日計画・日記・夢カードがセットになった高度なもの。

そして、背広の内ポケットに入れることを想定し、携帯性を重視しているのでとても薄いのです。
その結果、週計画は2ヶ月分、日計画は1週間分しか入らず、毎週入れ替えをしなくていけません。。

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2006年11月26日

書評5:『ソース』(マイク・マクナマス著)

先日、自己啓発本の『ソース』(マイク・マクナマス著 1999)を読みました。ソースとは、みずからの源泉のこと。
忘れていた人生のワクワクを思い出し、実践することで内側から自発的で奇跡的な力を呼び覚ますというものです。

ワクワクとは、自然にわき起こる好奇心のこと。その人らしさを形成するものです。通常は、理性や言い訳の陰に隠れています。
本当の自分を見つけたいなら、自分のワクワクを追いかければよいと著者は語っています。

このワクワクとは、子ども時代や青春期の体験から発生した情熱ではなかろうか。
大人とになるとこの情熱を心の隅に追いやり、「自分ではなく、他人が望む人生」を歩んでしまう。
そして、このツマラナイ人生から抜け出す方法はないと絶望してしまいがちです。(×_×;)

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2006年11月06日

書評4:『魔術師たちの心理学』(バン・K・タープ著)

僕の人生10大目標に、「40歳までに資産1億円を築く」があります。この目標達成に向けて、当初は不動産投資を考えていました。だから、”資産”としたのでした。

バランスシートの考えは、資産=資本(純資産)+負債
簡単に言えば、1億円借金をして1億円のアパートを建てれば、資産1億円の達成です!

しかし、今年、教員採用試験に落ちたため取り組みが1年遅れます。その間、金利や地価が上昇の見込み。成功の窓が開いている時間は短いのです。(×_×;)
(不動産投資は、次のステップ「50歳までに資産10億円を築く」のために使いたいと思います)

次の方法として、株式のシステムトレードを選ぶことにしました。システムトレードというのは、一定のルールに従い売買をすることです。
株式売買は欲望と恐怖のゲームですが、僕の意志では感情を抑えることができないと実感。そのため、強制的にルールで抑えることにしました。

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2006年09月26日

書評:『旅の極意、人生の極意』 (大前研一著)

先日、大前研一の新著『旅の極意、人生の極意』を手にとりました。いいタイトルだな~
大前氏は大学時代にクランポン社製のクラリネットを買うため、通訳案内士の資格をとり、外国人相手の通訳案内業をしていたそうです。

折りしも東京オリンピック直前。日本に憧れて海を渡ってくる裕福な外国人は多く、通訳ができる添乗員は引く手あまたでした。
その後、マッキンゼー時代を含めて1000回以上の海外渡航を経験。本書は、その中で心に刻まれた旅を15本にまとめたものです。

この15本の中で、私が行ったのは③ヴェネチアだけ。せっかく15本にまとめてくれたのだから、制覇しない手はありません!折角の人生、多くの物を見ておきたい。
この中で特に心を惹かれたのが⑤シリアラインです。是非とも白夜の季節(6~8月上旬)にバルト海の島々を眺めながらのクルージングに行きたいものです~

私の人生10大目標には「60歳までに世界50ヶ国を旅する」があるのですが、大前氏のこれまでの訪問国は60ヶ国とのこと。
50ヶ国は厳しい数字です。。30ヶ国はすんなり行くでしょうが、残りは辺境になりますね~

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2006年09月05日

東証アカデミー「コアコースin富山」

8月28日(土)に、富山市で開かれた東証アカデミー「コアコースin富山」に参加してきました。
東証アカデミーは、2004年からスタートした東京証券取引所の学習プログラムです。東証はお役所以上にお役所的だと言われてきましたが、これも改革の一環なのでしょう。
超入門コース(初心者)、コアコース(初級者)、選択コース(初中級者)とあり、今回はコアコースの出張講義(10:30~16:30、会費2000円)ということで参加してきました~

参加者は50人ほど、最近の投資ブームを反映してか20~30代が半数を占めています。講師は、東証の証券広報部長です。さすがにしっかりした話し方!見ためはマネックス証券の松本大社長みたいな感じです~
講義の中身は、①証券投資前の基本的事項②証券運用の手順③株式投資④売買の仕組み。株式以外にも債券や外貨についても説明していました。
講義の組み立てや資料はよくできていて感心しました。初級者には勉強になると思います。

私は、公民科教師として経済教育に取り組みたいと考えています。経済協力開発機構(OECD)の調査では、日本はマネー・リテラシーに関して先進国中最低となっています。
今、サラ金のグレーゾーン金利が問題になっていますが、聞いた話によると、他の国ではサラ金は成り立たないそう。なぜなら30%の金利でお金を借りるサラリーマンはいないからだとか。。
株式投資は欲望と恐怖のゲームなので誰もが参加する必要はありませんが、経済や金利の基礎的な知識がないと人生設計が立てれないと思います。

株式投資は、ビギナーズラックを含めて勝つことは難しくありません。しかし、人間は欲望に支配されているのでパチンコと同じようように勝ち逃げができないのです。コツコツ儲けて、必ずガツンとやられます。
そして、ガツンとやられたときの対応は3つに分かれます。①もうやめる②同じことを繰り返す③抜本的に行動を変える
③の方だけが、初級から中級、上級へとレベルアップできるのです。う~ん、ストイックな世界です。。

2006年09月03日

講演会評:森永卓郎(経済アナリスト)

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テレビでお馴染の経済アナリスト・森永卓郎(モリタク)氏の講演会「新しい時代の日本経済」に行ってきました。
実は、福岡町商工会議所主催の講演会が行われたのは3月20日、半年前です。まとめるのが面倒になって机の上にメモ用紙がずっと置きっぱなしになってました。。試験が終って部屋を片付けているので、記事を書いちゃいます。

講演は月曜日の昼2時~3時半。凄い時間、福岡町商工会議所やるなあ。参加者は50人ほど。当然、出席者の平均年齢は高いです。
前日の日曜の夜にテレビで「スタメン」(爆笑問題と阿川佐和子が司会)を見ていると、モリタク氏が出てました。この番組は生放送で放送時間は22:00~23:15なので、深夜まで働いて昼の便で富山にいらしゃたんですね。ご苦労さまです~

はじめに、商工会議所の中高年の男性が講師紹介をします。「森永先生は、『萌え経済学』など多くの本を執筆され・・・」。この年齢の男性が「萌え」と言うのを初めて見たが、なかなかシュールですね~
モリタク氏、紙バックを手に登場。今日も顔色がさえません。ツカミは「TVタックル」(テレ朝)の話題。ハマコーと田嶋先生のバトルの裏話から入ります。流石に話がうまい!しかし、残念ながら富山県ではテレ朝が入らず、「TVタックル」は見られないのですが。。

はじめは、小泉改革と竹中大臣について。モリタク氏曰く「竹中大臣は私の10倍頭がいいが、性格は悪い!」と断言。「アメリカ型の弱肉強食社会に転換するために、わざとデフレにした」と説明を始めました。
話によると、モリタク氏は小学校時代、父親(毎日新聞勤務)の転勤によりボストンで育ったそう。そこでイジメに遭い、反米主義になったそうです。。
その12年後(1981年)、竹中氏が勤務先の日本開発銀行から、ボストンのハーバード大学に客員研究員として赴任。アメリカの一流の人物と交わることで、アメリカ型社会への憧れが培われたと解説していました。

次に、資産市場について。現在は逆バブルなのでお金持ちは株と土地を欲しがっている。バブルのときもそうだったが、去年は株が上がったので、今年は土地が上がる番だと述べていました(この講演は3月)。
その中でこんなエピソード(小話)を紹介。モリタク氏の弟は不動産デベロッパーをしているそうで、最近、「億ションが売れなくて困っているんだ」とこぼしている。「どうして?こんなに株が上がっているのに」と聞くと。「3億や5億のマンションなら飛ぶように売れるのだが、1億の中途半端なマンションは誰も買わない」だって。。

最後にモリタク氏は、持論の日本ラテン化計画について熱弁。紙バックからイタリア・アレッシィ社の生活用品を取り出しました。アレッシィは遊び心溢れる生活用品のメーカー。和音を奏でる笛吹きケトルが人気商品だとか(笛の部分は楽器職人の手作り)。日本でも、結婚式の引き出物でカタログ・ギフトで使われています。
イタリアは日本と同じ中小企業の比重が高いのですが、ファッションやデザインで世界に通用する企業が多く、産業も活気があるそう。日本の中小企業もイタリアを見習えという主張でした。

モリタク氏は、テリー伊藤氏とともに日本ラテン化論者の二大巨頭です。しかし、残念。越中人の3大特徴は、勤勉・倹約・反骨であり、日本3大ゲルマン人(私が名付けた)の一角を占めています。
その越中人にイタリア人を見習えとは・・・。越中人は優れた経済能力を持っている反面、感性は弱いのです。。私の越中人論については、日を改めて書きたいと思います~

2006年08月29日

書評2:『夢をかなえる勉強法』(伊藤真著)

この本は、司法試験カリスマ講師の伊藤真(伊藤塾・塾長)さんが書いた勉強法についての本です。勉強法といっても、テクニックについては少なく、メンタル面や人生観に多くのページが割かれています。文章は簡易なのですが、内容は深いものがあります。大変、共感しました。

本の中に、こんな式が出てきました。
試験の合格=能力*気力*勉強法
この中のポイントは気力です。気力は簡単にゼロやマイナスになるからです。私の実感でも一番難しかったのは気力を維持すること。能力については、人は皆、現在の自分より少し上の試験を目指すので、ボーダーラインの下に同じ能力の人間がダンゴ状態で分布しています。

その気力を維持させる方法として、「元気ノート」「夢ノート」というのが出ていました。気力が萎えてきたとき、そのノートを見て気力を復活させるというもの。
実はこのブログも同じ目的です。このブログはもう少しハードなので、さしずめ「激励ノート」でしょうか。このブログの目的は、気力を奮い立たすことなのです~

伊藤さんは、勉強の面白さには5段階あり、最後の5段階目は「追い求めていた以上の次元の違う地平に到達できた高揚感・至福感」だと定義しています。いやあ~、深いなあ。次元の違う地平ですよ!私はまだ2段階目です。。

最後に「私が勉強で得たいちばん大きなものは自分が生きる意味、つまり自分のミッションについて気づいたことだ。勉強する中身はそれぞれにみな違うが、つきつめていけば、自分が生きる意味に近づくのではないだろうか」と述べています。


勉強の面白さの5段階
①点数が取れて楽しいというゲーム感覚の面白さ
②合格などの世俗的な成果に結びつく面白さ、満足感
③自分が成長したという満足感、内的な評価
④結果ではなく、勉強しているプロセスの楽しみ、満足感
⑤追い求めていた以上の次元の違う地平に到達できた高揚感・至福感


2006年05月25日

クロネコヤマトの実践から~都築元社長講演会~

5月22日に高岡商工会議所で行われた都築幹彦(つづき・みきひこ)<ヤマト運輸元社長>の講演会に行ってきました。以前にヤマト運輸元社長の小倉昌男氏の著書を読んだり、プロジェクトXを見たこともあり、都築氏の話を興味深く聞きました。

都築元社長は昭和4年生まれの77歳(!)、銀座生まれの慶応ボーイです。ヤマトの本社が銀座にあったことから、大卒1期生として入社したそう。取締役時代に、小倉社長と組んで宅急便を導入。労働組合との折衝や官庁への運輸免許の申請に携わったそうです。その後、2代目小倉氏の後を継いで昭和62年に社長に。

印象に残ったのは、宅急便を始めるにあたり、既存の法人を全て断ったという話。この頃、ヤマトは業績が悪化していました。どうせ倒産するならと捨て身の作戦を取ったのです。もし、法人との2本柱で行っていたなら、社員の意識改革が進まず、宅急便は失敗していたでしょう。

以前に成功の法則として「退路を断絶する」というのを読みましたが、正にその戦術です。これを数千人の会社で行うのですから、小倉・都築ペア恐るべしです!

都築幹彦氏.jpg
都築幹彦氏

2006年04月27日

あなたも能力開発してみる?~堀井学講演会~

先日、知人に誘われて、元スピードスケート選手の堀井学氏の講演会に行ってきました。堀井氏はリレハンメル・長野・ソルトレークと3大会連続でオリンピックに出場し、リレハンメルでは500mで銅メダルを獲得。長野ではスラップスケートの出現により不本意な結果に終わりました。講演は、主に少年時代から名門・帯広白樺学園までの体験談。ユーモアと情熱があってとても面白かったです。
堀江氏講演内容(他ブログ)

堀井氏は長野大会後、王子製紙を退社。PJMジャパンと契約し、プロに転向しました。PJMジャパンは、能力開発プログラムSMIの日本総代理店で、堀氏は選手時代からこのプログラムを活用していたそうです。引退後は、地元北海道で代理店を経営。現在はPJMジャパン関連会社のSMIジャパンの副社長だそうです。
http://www.pjm-japan.co.jp/SMI-Japan/Founder.html

講演会はSMIジャパン主催でしたが、商品には少し触れる程度でした。また、会場は中学・高校生が半数を占めておりビックリ。聞くと、高校野球などの部活動でも活用されているそうです。そんなに有名なのか?
聞いた感じでは、ナポレオン・ヒルやD・カーネギーなどの能力開発本と同じです。詳しく聞いてみるとCDとテキストで目標などを書き込みつつ、繰り返し見直すのだそうです。値段は10数万だそう。SMIはモチベーションがテーマで、講演会での「モチベーションとはやる気ではなく、使命感のことである」との言葉が印象に残りました。


堀井学氏.jpg
▲堀井学氏も1972年生まれ、人生いろいろ。

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2006年04月17日

君はヒマラヤに何を見たか~白幡史朗山岳写真展~

先日、高岡市(旧福岡町)にあるミュゼ福岡カメラ館で「白幡史朗の世界~日本と世界の名峰を讃う~」を見てきました。
http://www.camerakan.com/exhibition/index.html

初めてカメラ館に行ったのですが、平成12年に安藤忠雄氏の設計(富山県初)により建設。外見は大陸断道弾ミサイルの格納庫みたいです。模様も若干ミリタリー。チケット600円を買って中に入ると、壁はコンクリートの打ちっぱなしでモダンな感じです。
コンパクトに設計されており、とても居心地がいい。普段は公共事業に厳しいのですが、これは合格!氷見市の「いきいき元気館」と交換して欲しいです。。

通路に沿って1階から2階へと一巡するのですが、2階からもロビーの巨大写真を見下ろす設計。山岳写真が100点ほど展示されており、大きいものはタタミ3畳以上あり圧倒されます。白幡氏の写真は、空の青をバックに山肌がコントラスト強く、光沢のある質感で表現されています。BGMに民族音楽が流れており、モダンな空間とマッチしています。

ヨーロッパアルプス、カナディアンロッキー、富士山、北アルプス、南アルプスとエリア毎に展示されており、中でも圧巻はヒマラヤその荒々しい山容は神々の棲家そのもの。思わず2周するほど感動しました
5月7日までの開催ですので、まだの方はお早めにどうぞ!
(ところで、ミュゼって何?分かる方いたら教えてください~)


福岡カメラ館.jpg
大陸断道弾格納庫のようなミュゼ福岡カメラ館

2006年04月03日

映画評:『男たちの大和』~熱き男による熱き男の物語~

先日、『男たちの大和/YAMATO』を観てきました。午前中だったのですが、沢山の高齢者が来ていてビックリ!高齢者に口コミで広がっているようです。興行的にも大ヒット中。製作の角川春樹氏の復帰作(向精神薬取締法違反で実刑4年)になるのでしょう。
角川春樹氏と原作の辺見じゅん氏は富山市出身のため、富山県では大きなキャンペーンをしています。二人は幼少時に父親の角川源義氏(角川書店・設立者)と供に上京。

男たちの熱き生き様と戦闘シーンに会場から嗚咽が漏れます。鬼気迫る中村獅童の演技には目を見張るものが。今後、勝新太郎級の役者になりますね。また、戦時中の町並みや庶民の生活が細かく描かれており興味深いです。最後に長渕剛の書下ろし曲「CLOSE YOUR EYES」が桜の映像とともに流れます。長渕は「このシナリオを読んで涙が止まらなかった」と言葉を寄せています。
この映画を見て、日本人の優秀さと無念さが、戦後の経済発展を成し遂げたのだと思いました。教科書ではこの経済発展を「奇跡的な」と形容しますが、様々な要素があったにせよ必然だと思いました。

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▲荒ぶる越中魂、角川春樹氏

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2006年03月16日

書評:『国家の品格』~武士道が日本を救う!?~

先日、元上司から『国家の品格』(藤原正彦著・新潮新書)を勧められ読みました。近所の書店(明文堂)の新書コーナーでも1位となっています。著者の藤原正彦さんは数学者でお茶の水大学教授。書名は格調高いのですが、講演記録をもとにざっくばらんな文章で書かれています。

本書の内容は以下の通り。
~日本は唯一の「情緒と形の文明」であり、アメリカ化された日本人はこの国柄を忘れ、論理と合理性を優先させてきた。日本に必要なのは論理より情緒、英語より国語、民主主義より武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことだ~

著者は「武士道精神を復活すべき!」と主張しているのですが。すいません、武士道精神よく分かりません。。新渡戸稲造の『武士道』も山本常朝の『葉隠』も読んでいません。素直に反省です。日本通の外人はサムライ好きでよく聞かれますしね。

著者は、「日本は金銭至上主義の野蛮な国とは一線を画し、経済的斜陽が一世紀続こうとも孤高を保つべき」と主張し、「日本人一人ひとりが美しい情緒と形を身につけ、品格ある国家を保つことは、日本人として生まれた真の意味であり、人類の責務だ」と力強く結んでいます。皆さんはいかがお考えでしょうか。


2006年03月09日

「しゅんすけ」「だいすけ」どっちがモテル?~黒川伊保子さん講演会~

昨日、高岡商工会議所(青年部)主催の講演会に行ってきました。「人の心を動かす『ことば』の魔力」と題して、(株)感性リサーチの黒川伊保子社長が講演。700人の応募があり、ホールはいっぱいです。黒川さんの第一印象は若い!!実際の年齢よりかなり若く見えます。

黒川さんは、語感の勉強がしたくて国文科志望から一転、奈良女子大理学部物理学科に入学。その後、富士通に入社し、人工コンピュータの開発に携わったそうです。その際、語感とは「発音体感」(発音時の口の湿り具合や震え具合など)であると気づき、それをマーケッティングに応用するコンピュータ・ソフトを開発、会社を興しました。

例えば、S・K・Rで始まる言葉は口の中が乾いた状態で発音されるので、クールで流動的な語感になるそう。逆に、GやDで始まる言葉は口の中が湿り気を含んでおり、どっしりした印象とのこと。また、性別や年齢によってホルモンバランスが異なるとこから、心地よいと感じる語感が違ってくるそうです。

「しゅんすけ」や「りょうすけ」やはクールで女性にモテ、「だいすけ」や「ごうた」はどっしりした印象で男受けがいいとのこと。なるほど!!確かにゴジラやガンダム、ゴルゴ13など男性ものはGばかりです。

黒川さんは、今日から4週連続でNHK教育テレビ『知るを楽しむ~なるほど日本語塾~』(毎木曜日22:25~22:50)にご出演とのこと。さっそく今日チェックです!著書『怪獣の名は なぜガギグゲゴなのか』(新潮新書)も好評発売中!


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▲講演する黒川伊保子さん。ステキです。。