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射水版「白い巨塔」!?~人工呼吸器取り外し事件~

富山県の射水市民病院の「人工呼吸器取り外し事件」が全国ニュースになっています。平成12~17年に外科で7人の患者(末期ガン含む)の人工呼吸器を取り外した事件です。本人の同意はなく、家族の同意も書面で取っていませんでした。

地元の北日本新聞によると、この外科は事実上外科部長の個人病院だったそうで、平成17年に病院改革のため麻野井院長が着任。医局の壁を取り払ったため事件が発覚したそうだ。ムムム、実力派・外科部長と改革派・院長の対立という構造が見える。射水版「白い巨塔」といったところか・・・。

その後、北日本新聞に外科部長を擁護する元患者や家族からの投書が数多く寄せられ驚きました。どうやら外科部長は腕も人望もある人物だったようです。また、同様なことは全国的に行われていたようで、全国ニュースも外科部長擁護にトーンが変わってきました。

末期ガンに苦しむ患者や家族の心情は部外者には伺い知れませんが、この問題は外科部長の人格より、統治(ガバナンス)の問題であると思います。例え優秀な医者であってもルールを破って命を絶つ権利はないでしょう。
また、背景として尊厳死・安楽死の制度が整っていないことが挙げられます。日本ではこれまで国会でも社会でも議論が進められてきませんでした。今回の事件をきっかけに取り組みが進むことを期待します。

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